木材加工に関して
②1次製材
〇丸太切り出し
丸太から角材などの製品を木取り(きどり)する作業
製品サイズより5~10mm大きく切り出す
※12㎝角の木床版であれば12.5cm~13.0cm角
〇木床版背割り
乾燥時の背割りを防ぐため、床板背面にあらかじめ切り込みを入れておく作業
背割り後、半年から1年ほど乾燥させる
※背割れ;木の芯が入った木材を乾燥させると、乾燥収縮により表面に発生する割れ
③2次製材
〇モルダー加工
1次乾燥を終えた木材をモルダーという機械で正確な寸法に仕上げる作業。
木材表面を平滑に仕上げることができる。
④防腐加工
〇防腐剤の加圧注入
雨にさらされてすぐに木が腐ることを防ぐための作業
木材を防腐剤に浸して注薬設備で圧力をかけることで、防腐剤を木材内部まで浸透させることができる。
圧入後、半年から1年ほど2次乾燥させる。
↓工事現場へ搬入
⑤木根太設置
工事現場に加工した木材を搬入し、木床版を留めるため、9mm角の木材(根太)を設置する作業
※設置する木根太は約1000本
⑤木床版設置
〇木床版設置
橋表面に12㎝角の木材(木床版)を設置する作業
※設置する木床版は約5000本
⑥高欄、桁の木装
〇高覧の木装
鋼部材の高欄、桁の横に木材を設置する作業
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