当寺は、市場城主鱸越中の守の奥方の菩提所として、天正8年(西暦1580年)に生誉岌天上人を開山として創建されました。
本尊は、恵心僧都御作の木造金箔押阿弥陀如来像を奉安しております。
山門は、市場城の城門を元禄7年(西暦1693年)に移築したものと伝えられております。
境内には、樹高約15メートル、樹齢約200年の枝垂桜があり、明治13年には、信濃の善光寺如来の分身を鋳造、開眼して金銅造一光三尊阿弥陀如来像を奉安しております。
毎年旧の1月7日には「七草法要」を奉修し、戒壇巡りを行っております。
「西運寺のぼりてたのむ諸人を もらさですくう弥陀の三尊」 西運寺 近藤登義
0件のコメント