「和紙の村」とも呼ばれる豊田市小原地方では、室町時代から「紙すき」が行われてきました。特に、植物の繊維を染めたものを絵の具がわりにして、紙をすきながら絵を描く「絵すき」は、小原の人気のある芸術作品です。
和紙のふるさとでは、小原和紙を芸術品として広めた、工芸家藤井達吉の作品を鑑賞できることができる施設や、紙すきの体験などが行える施設がある公園です。また、この施設内には、紅葉や四季桜などが植えられていて、秋の四季桜の咲くころは、ここでも紅葉と桜のコラボレーションを楽しむことができます。
交通:名鉄豊田市駅からとよたおいでんバス小原・豊田線「和紙のふるさと」下車徒歩5分
カーナビマップコード:281845285*62
INDEX
和紙のふるさと
和紙展示館
和紙展示館には、藤井達吉や他の作家の和紙の作品の展示がされています。
また、和紙で作られた競技用カヌーの展示も行われています。
(入場料200円、館内は撮影禁止です。)
和紙展示館の入口の左側に置かれているオブジェクトは、「小原和紙の空間」といいます。
小原和紙の空間は、小原工芸和紙の専門家である小原和紙工芸会が「自然の叡智」を具現化し製作しました。
展示スペースとなるドーム状の本体を和紙で製作し、内部を和紙漉き込み作品で装飾しました。
外部は地球と宇宙の平和と発展を表し、内部は日本伝統のモチーフである扇面流しにより、自然との共生を表しています。扇は、各作家の感性により制作しました。
小原村(2005年4月1日から豊田市)
ちなみに2017年は、「小原の四季桜×fLOWERS by Naked」という展示も行われました(このイベントは撮影OKでした)。
工芸館
和紙の販売のほか、紙すき体験もすることができます。
休憩所(レストハウス)
無料の休憩所です。和紙作品や、お土産などが売っています。
和紙とお食事 紙の花
和紙のふるさとの、向かいにあるお店です。
お土産の販売のほか、中でお食事ができます。五平餅定食がおススメ!!
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