「平成の花咲かじいさん」こと、名誉会長の野沢さんのエピソード。
幸田文化公園には、2本の薄墨桜があります。
この薄墨桜は、植樹して13年が経つにもかかわらず、全然花が咲きませんでした。
「幹も15センチ以上になるのに、どうしたことだろう」
「ほかの木が日陰になるから切り倒したら?」
切り倒そうという意見が多い中、
「もう1年だけ切るのを待って。」野沢さんは、ほかの会員に頼みました。
帰りぎわ一人木に向かって話し掛けました。
「こんどの春には花を咲かせてくれよ。花が咲かなければお前は切られてしまうよ」
花咲かじいさんの願いが通じてか、14年目にして初めて、薄墨桜は見事な花を咲かせました。
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