5世紀に築造された、西三河地方では最大の前方後円墳で、
大きさは、全長約95m、前方部は幅55m、高さ6m、後円部は径62m、高さ8mあります。
山の自然を利用して築かれたため前方部下方ははっきりしませんが、
西北の側面には段築の跡が残ります。
ここからは円筒埴輪のほか、家・蓋(きぬがさ)などの形象埴輪が出土しています。
平成13年~14年にかけ発掘調査が行われ、
葺石(ふきいし)が古墳頂上まで3段階に施されていることが分かりました。
近畿の代表的な古墳と同じ造りで、当時の古墳は海岸に面した造りということからも、
三河南部や三河湾を支配して、近畿の中央政権とも深いつながりのあった
豪族の墓だと思われます。
現在は古墳公園として整備されていて、春になると桜の花が咲き乱れます。
撮影日:2007年04月09日 15時21分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500
Copyright:(C)azutelier
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