寛永9年(1632)に宇治茶を将軍家に献上することに始まったお茶壷道中。
3代将軍徳川家光は将軍の権威を示すため、毎年江戸京都間を往復する一行の茶壷に、
はなはだしく威勢を持たせました。宿場では百人の人足を出す定めがあり、多いときには
お茶壷奉行はじめ百人以上の行列をもてなさなければいけないので負担も大きく、
この茶壷は各宿場から大いに恐れられていました。
行程の都合で岡崎伝馬宿ではこの一行は御馳走屋敷で休みました。御馳走屋敷には
岡崎藩の家老が出向き、丁寧にもてなしたとの記録が残っています。
撮影日:2006年11月03日 15時55分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500
Copyright:(c)Azutelier
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