大名行列のように、多くの人馬を必要とする場合、岡崎宿内だけでは不足する場合もありました。
助郷とは宿場で公用旅行者に継立てする人馬の基準数、人70人、馬80匹で不足する分を
周辺の村々から雇い入れる制度で、以前からあったものの元禄7年(1694)に正式に実施され
ています。人馬を供出するところには賃金が支払われるものの安く、助郷の村々にとっては
困窮する宿場の負担を転嫁される形になりました。幕府からの助成は何度かあったものの、
やがてその負担は城下の各町にも及ぶこととなりました。
撮影日:2006年11月03日 15時57分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500
Copyright:(c)Azutelier
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