飯盛女(飯売女と表すこともある)は、旅篭屋で旅人の給仕や雑用をする女性でしたが、
三味線を弾き、唄や踊りも披露する遊女でもありました。
正保・慶安の頃(1644~51)この飯盛女を置く旅篭が岡崎宿にも増えてくると、旅行者以外の
遊客も訪れるようになり、宿場の様相に変化が起こりました。旅篭間の競争も激しさを増し、
幕府は何度か風紀粛正のため飯売女の人数制限を行ったのですが効果はありませんでした。
以後、岡崎宿の飯盛女は唄に歌われたり紀行文に記されるなどその繁盛ぶりが
全国に届くことになりました。
撮影日:2006年11月03日 16時00分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500
Copyright:(c)Azutelier
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