塩座というのは塩を専売する権利のことで、岡崎では伝馬町と田町が権利を有し、
伝馬町では国分家などが商いをしていました。矢作川を上る塩船は岡崎で差し止めて
上流への通行は禁止、塩荷物は宿場を通させないなど塩の管理は厳しいものでしたが、
実際には抜け荷もあり、しばしばトラブルもありました。上がってきた塩は審査の後、
馬に乗せかえられ、足助街道を北上する塩の道へも運ばれました。
他に茶座、魚座、煙草株などがありますが、商いをするものは座銭を収め、
座銭は町の開発や宿の助成などに使われました。
撮影日:2006年11月03日 16時07分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500
Copyright:(c)Azutelier
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