江戸時代、街道、橋、宿場などが公用旅行者向けに整備されましたが、
物資の流通や庶民の旅行もそれによって発展していきました。
ー般庶民の旅行では通行許可証となる往来(通行)手形を発行してもらわなければ
ならなかったのですが、信仰のための旅ならば往来手形を容易に受けられたので、
庶民の間には伊勢まいりなど、娯楽的要素も加えた寺院神社参詣の旅が広まりました。
斡旋業者も現われ、旅行のための積立をする「講」と呼ばれる組織ができるなど、
旅行は徐々に民衆のものになってゆき、観光旅行の原点となりました。
撮影日:2006年11月03日 16時29分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500
Copyright:(c)Azutelier
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