【梅の育て方】
- 植え付け時期
基本的に移植や植え付けは11月~入梅までに行います。
東北以北では春植えをおすすめします。 - 植え付け用土
日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。
堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えでも大丈夫です。
半日陰でも育ちますが、花付が悪くなります。 - 剪定方法
「ウメ切らぬ馬鹿」と言うことわざがあります。
剪定せずに長い枝を放任すると、樹形が乱れ、花つきも悪くなります。
花芽は7~8月に昨年伸びた短い懐枝につきます。
その花芽が冬を越えて春に花を咲かせます。
剪定は落葉期の11月に花芽を見極めながら行います。
花芽は丸く、葉芽は先がとんがっています。
長く伸びすぎた枝を切り戻しします。花芽をよく見極め落とさないように注意です。
花芽を見極める自信がない方は、花後に切り戻しします。
「どういう風に切れば、来年どんな風に咲くか」
剪定は梅の栽培の楽しさのひとつにしてください。 - 肥料
肥料は開花前に寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
開花後にお礼肥えとして油粕と化成肥料を2握り程度与えます。 - 消毒
2月に石灰硫黄合剤を散布します。
5月以降9月までうどん粉病や黒星病、害虫駆除の消毒を定期的に散布します。
害虫のつきやすいウメの木ですが、
下草にリュウノヒゲを植えると害虫を忌避できると言われます。
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