この車両は、昭和27年6月に、木造単車2両を改造して連接車としたもので、
岐阜県下の名鉄揖斐・谷汲線(忠節~谷汲間23.9km単線」)で長年活躍しました。
大正15年旧美濃電気軌道時代に新造された110型、モ111型の車両を27年に輸送力強化で改造。
車両の特徴は2つの車体に3つの台車をはかせて、カーブを曲がりやすくしたことです。
名鉄としても、このタイプは1両しかなく、鉄道ファンからも珍重されていました。
昭和48年12月廃車。
モ401について | |||
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定員 | 120人(うち座席58人) | 電動機 | (種類)直流直捲式 (出力)4849kW (電圧)600V (個数)4個 |
客室面積 | 38.40平方メートル | ||
最大寸法 | 19778(長さ)×2616(幅)×4058(高さ) | ||
自重 | 35.15t | ||
連結器の高さ | (空車)880mm (満車)800mm |
歯車の比 | 69:18 |
制御機の種類 | 複式制御 | ||
制動機の種類 | 空気および手用制動機 | 全負荷の時における | (牽引力)2120t (速度)32km/時 |
連結器の種類 | 柴田式自動連結器(下作用) |
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