奥殿陣屋の由来です。
奥殿藩は、大給(おぎゅう)松平家5代真乗の次男真次が、寛永4年(1627)に、
上州の3千石の土地を与えられたことが始まりです。
真次は「どうせもらえるなら、祖父の土地、大給(豊田市)がいい」と、替地をしてもらったとか。
その後、奥殿藩は大給からこの地へ移され、信州へ移転するまでの150年間、陣屋がありました。
奥殿陣屋からは、裏千家11代玄々斎宗室や、中山秀三郎などが出ています。
現在の書院は、陣屋取り壊しの際移転、その後昭和60年にここへ再移築されたものです。
0件のコメント