本堂より少し高い右手の場所には、滝山東照宮があります。
徳川家光が、三河は徳川家の本国、岡崎城は家康誕生の地だから、岡崎に権現様を祭りたいと言い、
あと家康がこの場所を信仰していたことにより、正保2年(1645)、ここに神社が建てられました。
最初は滝山寺の住職がここを取り仕切ってきましたが、明治になり、神仏分離・神領の没収などにより、
無格社に格下げされてしまいます。その後大正5年(1916)には名前を常盤神社と改め、本殿などが
重要文化財に指定された昭和29年、改めて東照宮となりました。
日光東照宮、久能山東照宮と並び、日本の三東照宮として全国から人がお参りに来ます。
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