撮影日:2008年03月15日 10時08分
カメラ:メーカ=Panasonic モデル=NV-GS500

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※現在は、法堂は取り壊されて、瑞祥殿(祈祷殿)が建っています。法堂内に収められていた仏様は、新たなお堂を建て、そこにお祀りする予定だそうです。※

円福山妙厳寺(えんぷくざんみょうごんじ)の中心を占める建物です。
妙厳寺は、今から550年前、東海義易禅師(とうかいぎえきぜんし)によって創立されました。
建物は総檜二重屋根瓦葺で重厚な外観を示し、内部は禅宗寺院特有の簡素な構造で、
朝・昼・晩の勤行(ごんぎょう)、仏事、法要、説教が随時行われています。
寒厳(かんがん)禅師が自ら刻まれた千手・千眼観世音菩薩が安置され、
内部正面には浄聖台(じょうしょうだい)の額が、
外部正面には大本山総持寺独住第一世奕堂(えきどう)禅師が揮毫した「妙厳禅寺」
の扁額が掲げられています。
 
現在の建物は、天保時代24世の住職によって新築されたもので、
この建物に続いて開山堂があり、宗祖道元禅師はじめ、寒厳禅師、当寺の開祖、
東海義易禅師、歴代住職、諸大和尚の尊像霊碑並びに
開基の今川義元の位牌がお祀りされています。

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