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【気筒室(シリンダー)・蒸気室】
⑥バイパス装置・・・惰行運転を行うと、加減弁が閉じられ気筒室(シリンダー)への蒸気が送られなくなります。しかし惰性で動いているピストンの力で気筒室(シリンダー)内の空気が圧縮・真空状態になり、ピストンがスムーズに動けなくなります。これを解消するために、ピストン前後の気筒室(シリンダー)内をバイパス(バイパス管)でつなぎ、蛇行運転の時には圧縮空気の力によってバイパス弁を開き、ピストンの動きに応じて気筒室(シリンダー)の空気を前後へ自由に行き来できるようにする機構がついています。
【コラム】
蒸気機関車のごはん、石炭です。
機関助手が石炭をくべるのですが、たいへんな重労働でした。


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