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【発電機】
蒸気機関車で使われている発電機は、蒸気によってタービンを回し、電気を発電する発電機です。D51688 には、①タービン発電機(通常の電灯用)と、②ATS 用発電機(ATS の電源用)の2 つが取り付けられています。

①タービン発電機・・・直流発電機です。蒸気の力で毎分2400回転で回り、32V、500ワットの電気を発電します(参考として前照灯は150ワット、他は15ワット)。なお、電灯関係には計器がないのですが、定速2400回転以上になると、タービンの中の重りで弁が開き、蒸気を逃がし、回転(発電量)を一定に保つようになっています。
②ATS 用発電機・・・①のタービン発電機ではATS分の電気を補えないので、ATS用のタービン発電機を別に装備しています。
(蒸気機関車でのATSとは、電気で動作する電磁弁を開いて自動ブレーキの非常ブレーキをかけることにより、列車を停止します。)


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