童話の里、大分県玖珠町にある伐株山(きりかぶさん)です。
パラグライダーのスポットらしいですが、伐株山には、こんな話があるそうです。
「昔、この地に天にも届くクスの木がそびえておって、玖珠ちゅう地名がついたんじゃ。
あまりにも大きいから、年中陽も差さん。
そこで通りかかった大男に、この木を切ってもらうことにした。
大男は万年山(はねやま)と大岩扇山(だいがんせんざん)を足場にして
巨大なクスの木を切りたおした。
そのきりかぶが、この伐株山(きりかぶさん)。
クスの木から鳥の巣が落ちた所が、とす(鳥栖)。
ここまでは、くるめえ(久留米)。
クスの葉が最も遠くへ届いた所が、はかた(博多)。
倒れた木が川をセキとめ、その水がひいたあとが、ひた(日田)
・・・になったとさ。オシマイ。」
►伐株山の地図はこちら
手前のこいのぼりは、大きさ50mもある、ジャンボこいのぼりです。毎年こどもの日に、豊後森駅そばの玖珠河原で、日本童話祭が開かれます。(2008年撮影)
カーナビマップコード:269393478*82 (豊後森駅)
0件のコメント